まるざ発芽玄米研究所

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column

2021/11/23

🌾新嘗祭🌾

 

こんにちは。

今日は、11月23日。

「まるざ発芽玄米工房」オープン2年目👏👏👏(会社創業は1982年)

 

「まるざ発芽玄米工房」を設立した動機は、

「古代餅」を通して出会うお客様の声をはじめ、

長年お付き合いさせていただいている人たち、そして家族の健康で確信したから。

 

「玄米の美味しさや素晴らしさを追求し、玄米のことなら責任を持って伝えていけるよう向き合いたい」そして、

「加速している米離れをなんとか食い止めれるよう現代に溶け込む玄米の新しい食べ方を提案し、

米が持つ素晴らしさを未来につなげていきたい」

 

と、思い切って・・・

人生かけました^^

 

十分ではないけれど、今ではなんとか試行錯誤できる環境も整い、

玄米を中心に、クコの実やいちじく、くるみ、ヨモギ・・と、木の実や薬草など

「古くからある確かなもの」「自然なもの」「身体に美味しいもの」を軸に、

この古き良き素晴らしい食を、最近では、よもぎの発芽玄米あん餅や、古代餅ピッツアなど!

忙しい現代人に、楽しく日々の生活に手軽に取り入れてもらえる新しい食べ方にして、

心身ともに喜んでいただきたい!と作っております。

 

この何千年と命をつないできた「米」という穀物が持つ奥深い歴史、素晴らしさは、

何年経っても、むしろ年を重ねるごとに、これまでとは異なった感覚、別次元に連れていってくれ、

飽きることなく一層深い体験を味わせてくれており、

おかげさまでこうして楽しみながら古代餅に感謝する日々を送っているのですが、

 

そのオープンを11月23日に選んだのは、「新嘗祭」だから、なんです。

 

「新嘗祭(にいなめさい)」って聞いたことありますか?

 

現在、11月23日といえば、「勤労感謝の日」として

「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝し合う日」と1948年に定められましたが、

それ以前は「新嘗祭」と呼ばれ、古事記にも、天照大御神が「新嘗祭」の神事を行った記録も残されています。

 

この新嘗祭は、一言でいうと「収穫を祝い、感謝する日」。

 

今でも各地の神社ではもちろん、宮中祭祀の中でも、最も!重要とされる祭事で、

天皇陛下自らが新穀によるご神饌を天照大御神をはじめとした神々にお供えして、

神様の恵みによって新穀を得たことを感謝するお祭りです。

 

天照大御神といえば、

伊勢神宮の内宮にお祀りされており、知っている方も多いかと思いますが、

「神話」には、宇宙(高天原)から地球(葦原国)を見た天照大御神が、

「あの地は、私の子孫が統治するべき素晴らしい場所」として、

孫にあたるニニギノミコトに稲穂を与え、

「これでみんなのお米を作りなさい」と

サルタヒコノオオカミと、サルメノミコトに導かれ、

「天孫降臨」地上に降り立ったといわれております。

 

つまり稲は、天界からの授かりものとされ、

日本の始まりが、このように位置付けられることに、なんとも大きな意味があると思いうれしい限り。

 

こうして日本中で稲がとれる様になり、

玄米が持つ驚異的な生命力で健康に生きてこれたといわれますが、

米の素晴らしさは、それだけじゃあないんです。

 

米は、主食としてはもちろん、

常温による長期保存を可能にするスーパーフード。

 

さらには、私たちが暮らす日本列島は、どうしても大雨、台風など、厳しい災害を避けれない環境下ではありますが、

食糧危機に直結して大きな影響を及ぼさないように、米作りを通して、川や町を整備して、また技術の革新や発展につなげ、

さらには、村や国を越えた人々が一体となる和の精神や、祈り、忍耐力、公正な分配など、

さまざまな日本的文化や伝統と共に日本という国が作り上げられ、

お米をつくる生活こそが日本の繁栄に繋がるといわれるのも頷けます。

 

神社や神様と稲との関わりについて考えてみると、ホントそのつながりの深さに改めて気づかされます。

 

ここで1つ。

日本に言い伝えられている神話くらい不思議な不思議な話で、

これを書くことで、ホラ吹き呼ばわりされそうなんですが^^

それでも事実として本当にあったことなので、この不思議な話をここでお伝えします。

 

このまるざ発芽玄米工房のオープンは、先ほどお伝えしたように、11月23日。

 

実はその数日前、オープンに向けて準備を進めているときに、

 

娘が

「こんなところに稲植えたんや〜」と。

 

稲???

植えた・・・?

 

さっぱり意味不明な私は、娘とともに、その場所へと案内してもらうと、

なんと、

まるざ発芽玄米工房の中心に!!!!!!!

稲がスクッと・・・あったんです。

 

んん?でもありえない。。。

私も植えていないし、

工事の人に聞いても、母にも、もう一人の娘や従業員にも聞いて周ったのですが、

みんなポカン〜。。。

 

毎日この工房へ、いろんな道具や器具を運んで、何度も何度も足を運んでいるのに、

 

・・・気づかなかった。

 

いや、

そもそも、昨日あった?

 

むしろ、

数分前はあった?というレベル。

 

不思議ですよね。

本当に不思議で不思議で、

なぜそんなことになったのか、調べて調べて調べまくっていたら、

 

この話につながるようなこれまた不思議な不思議な動画に出会いました。

 

この動画は、「イセヒカリ物語」として受け継がれている話だそうで、

簡単にお伝えすると、

 

伊勢神宮のご神田(伊勢神宮の神事で神々に捧げる米を育てている田んぼ)で、

昭和から平成への代替わりの1989年、台風で全ての稲が倒れていたのに、

強風にも大雨にも負けず、2本だけ立っている稲を発見。

その根強い奇跡的生命力ある稲を「イセヒカリ」と名付けたという話。

 

パワー感じますよね。

これだけでもすごいというのに、

この話はまだ続き・・・

 

さらに伊勢神宮では遡ること、

第58回伊勢神宮の「式年遷宮」の翌年、昭和天皇の御即位の直後、

つまり、「大正」から「昭和」へ元号が代わる前の年の式年遷宮の際、

その伊勢神宮の本殿が元々あった場所に

「稲が立っていた」

というのです。

伊勢神宮の「瑞垣内」で発見されたから「瑞垣」と名付けたという「霊稲」の話。

不思議すぎませんか?

 

 

 

ちなみに「式年遷宮」っていうのは、

20年毎に伊勢神宮で行われる神さまのお引っ越し。

 

実は私も張り切って

「第62回式年遷宮」には参加させていただいていたのですが、

 

伊勢神宮に行ったことがある人なら、わかっていただけると思うのですが、

旧御正殿の軒下は、

本来は白い石が積んであるだけ。

 

っていうのに、神さまのご神殿を動かしたら、稲があるって・・・

 

不思議だーーーー!!

 

このように、

大正→昭和・・・「瑞垣」が見つかり、

昭和→平成・・・「イセヒカリ」が見つかり、

平成→令和(まるざ発芽玄米工房が新設)・・・まるざ発芽玄米工房で稲が見つかるという奇跡!!!

 

偶然なのかイタズラなのか、運んでいる最中籾種を落としたのか、、、

イリュージョンすぎて、多く語るとひかれそうですが、(゚o゚;;

 

お米の内側には、稲霊という霊的なパワーが秘められているといわれるように、

私たちもこの稲霊のエネルギーをおすそ分けいただき!

皆様にとって、未来の地球や子供達にとって、より良い未来につなげていきたいです!