column コラム
成長期と選択肢
子供が通う学校に行った際に食堂を覗いてみると、
ありがたいことに、パン菓子やおやつ的なものが入った自動販売機。
私が学生だった頃、お腹が減って、減って、減って・・
ペコペコで動けない〜〜〜泣!!!
そんなシーンがよくあったので笑、
自動販売機があることで、
朝ごはん食べ損ねた人や、部活の後など、
選んで食べれるなんてうらやましい。
時代も変わったなぁ〜。
と思ったのも束の間。
ちょっと待って!!!
食の仕事に従事して、私がわかったこと。
身体をつくっているのは「食べもの」。
特に成長期の子供達って、
当たり前だけど、
今食べているもの、今選んだもので、成長している。
ん?成長期の大切な時期
この環境ってどうなの?
①栄養面
②保存料、添加物
③米系は全くない。。。
私たちの親、おばあちゃん、ひいおばあちゃん・・・たちは、
お母さんが握ったおむすび食べて!
体力、能力、精神力、集中力が高め、
元気に暮らしていましたといわれております。
しかしながら戦後は、欧米食が中心となり、
保存料、除草剤、農薬、添加物、遺伝子組み換え、、、
の加工品だらけ。
もちろん、大量生産ができたり、長期保存ができたり、安価が実現できたり、
メリットもありました。
しかし、その経済発展を重視して、その代償はどうでしょう。
国民医療費は、厚生労働省によると44兆円(2019年)で、毎年1兆円の増加。
会計の4割を占めている現状です。
たまたまやろとか、関係ないやろ、とか言われますが、
生活習慣病やをはじめとする糖尿病やガンなどの罹患者数、死亡者数の推移をみていくと、
やっぱり関係ないとは言い難い。
もっと自分自身の身体や、未来ある子供達のためにも!
「食」の背後の世界も知って提供すべきなのではないのかな、と思います。
そんな疑問を持ち調べていたところ、ある取り組みを知りました。
長野県にあるある中学校の話。
その中学校に大塚貢さんという方が校長先生として赴任された時のお話です。
大塚校長先生が赴任されたその学校は、ちょっと荒れた学校だったそうで、
授業改革など積極的に取り組みまれたそう。
行動や生活習慣なども含め徹底的に調べ、じっくり観察していくと、
体調不良や素行の悪さの根源が
「食事」
と突き止め確信。
なんと!
大塚校長、当時の学校給食の主食をパンからご飯へ。
それも発芽玄米を30%以上加えた米。
に変更したそう。
ちなみになぜ発芽玄米を加えたかというと、
発芽玄米に含まれる「GABA」に注目したからだそうです。
「GABA」は、
「脳内の血流を活発にする働き」「脳細胞の代謝機能を高める働き」「思考力が高まる」などの理由から、
マウス実験でもGABAを投与することで、「学習能力が高まる」ことが立証されており、
人を対象とした研究でも、一定の期間、GABAを摂取した学生は、
「記憶力が増した」という報告もあります。
実際、その学校でも1年を過ぎる頃から、
イライラしたり、無気力な生徒が減ってきており、
当初不登校だった生徒が学内に60〜70人近くだったところ、
2年目が終わる頃には、なんと!「2人」にまで激減。
学力も飛躍的に向上し、全国平均より学力が高くなったなどの結果も出てきたそう。
そう、
「人の脳は、腸に直結している」ことがわかっているように、
食を通して腸内環境をよくすることで、
脳神経が正常に戻り、本来持つべき力を発揮するようになったそうです。
嘘みたいな本当の話。
他にもそんな実話を調べていくと、
小浜市長が食の改革に取り組んだ際にも導入後、
全国テスト小学校は、全国平均より21点高く、
中学校は全国より23点高いダントツの1位
結果、
やる気のある先生が小浜市を希望するようになった!
という記事や、
他にも、
社員食堂で食事内容を変えた、数千人規模の某会社では、
当時、休みがちな社員や、やる気の出ない社員たち、
でしたが、導入後は!
休む人がいなくなっただけでなく、
生産性が向上!
そんなバカな。。。?
そう思われた人も多いかもしれませんが、
長年たくさんのお客様を声や身近な人たちを見ていると、
まったく疑問は残りません。
主食に米、それも、玄米、いや、発芽玄米、
むしろ、まるざ古代餅を食べ!
(すいません汗、偏った言い方していますが、ほんといいと思っているので主食の選択肢の1つとして考えて欲しい!!!)
脳を動かすことで、
体はもちろん、運動や心の成長、前向きさにもつながると思います。
(財)日本学校保険協会の調べでは、
中学生の半数以上が日中に「眠たい」と感じていると回答。
寝不足に加えて朝食抜き。
それでは、成長期の中高校生はエネルギー不足でいつまでたっても起き抜けの低体温、低血糖のまま。
頭が働かない〜では困ります。
また、中高校生の過敏性腸症候群の罹患数は、約20%と報告されており、
試験の前、お腹の調子が乱れがちになったり、眠れない、落ち着かない、頭痛、食欲がない、意欲がない、など
近年増加傾向。
また厚生労働省の調べでは、高校生の4割超が、
「生活習慣病予備軍」という状況です。
これまでの食の概念「食を満たす」の考えから、
↓
「食は、体を作るもの」として、
自分たちで選択する力や目、考えをもつ必要性を感じます。
そこで、私が考えた学校給食導入にむけて・・
(またまたすいません汗、偏った言い方していますが、ほんといいと思っているので主食の選択肢の1つとして増えたらいいなという希望を込めて考えてみました))笑←いや、マジです!!!
どうですか?
(ご指摘、無謀等ご意見ぜひ教えてください!!!)
給食のお姉さまは、
冷凍庫から古代餅出して、お皿にいれるだけ!
子供達は、
それをレンジ1分、もしくはトースター5分チン。
それも、1枚142円で。
菓子パンより安い!
古代餅なら、空腹を満たすだけでなく、
脳がエネルギーとしてくれる唯一の物質ブドウ糖を含むので、
脳の働きを活性化してくれるし、
さらには、腸にも役立ちます。
また、ビタミンやミネラルなどバランスよく40種以上の栄養素が含まれているので、
未来の体にも、
成長にも
役立ちます。
もちろん、農薬や除草剤など一切使用していない玄米で、
添加物も一切入っておりません。
だから、保護者の皆様にも安心です。
システム変えるとか、そんな大きなことではなく、
ただ、主食の選択肢が増えるだけ。
理解してくれる学校、ないかなぁ。。。