まるざ発芽玄米研究所

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2021/09/02

まるざの玄米

9月に入ったとはいえ、まだまだ残暑が続いておりますが、いかがお過ごしですか。

暦の上では待ちに待った実りの秋。

 

ということで、

今日は「まるざの玄米」についてお話ししたいと思います。

 

 

ご承知の通り、

まるざで使っている玄米はすべて

農薬、除草剤、化学肥料を使用していない玄米。

 

「未来の子供たちはもちろん、地球にも誇れるものづくり」を軸にした取り組みは、

土作りからこだわっております。

大きな役割がある土には、

籾殻を炭化させて作ったくん炭を土に混ぜ、微生物の繁殖を活発にさせて、

善玉微生物の活動で養分の分解と発酵がすすんだ最適な土壌作り。

もちろん水も生活用水が入らないよう最良に育てておららます。

目には見えない細胞レベルでじっくり育成された生命力高いお米は、

自然の力がぎゅっと詰まっております。

 

この美味しさの裏には、日々の農家さん方の弛まぬ努力のおかげで、

特に夏場の除草作業というのは、想像以上に過酷です。

とはいえ、除草剤には頼りたくありません。

 

除草剤や農薬の問題は、まだまだ今の現実では軽視されがちですが、

先日見つけたのは、東京都世田谷区の親御さんたちで作る「世田谷区の学校給食を有機無農薬食材にする会」の記事。

その記事には、

除草剤に含まれるグリホサートや殺虫剤に含まれるネオニコチノイド系農薬は、子どもの発達障害やアレルギーとの因果関係が疑われていることから、近年EU諸国をはじめとする世界各地で使用禁止の動きが高まっている一方、日本は、2017年には世界の潮流と逆行して、グリホサートの残留基準値を大幅に緩和するなど国産・輸入品いずれについても安心できない状況。

 

と。

そうなんです。

他国は、グリホサートやネオニコチノイドなど使用禁止にしていっているというのに、

日本は基準値が緩和。。。

 

緩和って。

 

なんのため?

誰のため?

 

その記事をさらに読んでいくと、

 

農民連食品分析センターが、2019年全国の給食用パンを調べたところ大半のサンプルから微量のグリホサートが検出

 

とのこと。

パンだけではないと思います。

農薬「ネオニコチノイド」は、「洗っても落ちない」

 

つまり、野菜などの内部に「残留」。。。

 

 

これから未来を作っていく子供達、蓄積して1番影響ぐでる子供たち。

農薬などのほとんどは、戦後増えてきたものなので、私たち大人は、今のように多大な影響を受けて育ったわけではないかもしれませんが、今の子供たちはどうなんでしょう。

 

以前出席した講演会でも、

環境脳神経科学情報センター代表の黒田洋一郎さんが、

 

近年の発達障害、統合失調症、うつ病の増加は、これら環境要因が関係しており、

この「脳の発達の異常」は2016年国立環境研の毒性研究者が、

農薬の安全性試験で使われているマウスの発達神経毒性も証明。

このネオニコチノイド系の農薬が主原因と疑われており、

また自閉症など発達障害の有病率は、これら農薬の使用量と比例しており、

農薬を使用が高い国が、発達障害の有病率が高い

というグラフにしたもの(下記写真)を目の当たりにして絶句。

(他にも、世界基準でみた日本の汚染度を表したものをみつけたのでよろしければご覧ください)

 

私たちの日々の食の大切さはもちろんですが、

これから出産を控えている若い子供たちにも向き合ってほしいと思うし、

今の日本の農作物の多くは、農薬や除草剤を当たり前のように使用しているので(こういうことも知らずにだと思います。)

 

農薬だけでなく、除草剤も使わない、頼らない農作物を作ることが、

スタンダードになればと思います。

 

「大丈夫」

「ちょっとだけだから」

「基準値内だから」など

なかなか向き合ってもらえない現実の壁をこれまでも感じてきました。

 

が、

こうやって、全国あちことで立ち上がる親御さんが増えてきているのは、なんとも頼もしく感動ものです。

 

 

私たちも冒頭でも伝えた

地球にも子供たちにも誇れるものづくり

は創業以来これまでもずっと継続しており、だからこそまるざの玄米は自信をもっておススメできます。

 

もう少しで収穫する新米、楽しみにしていてくださいね。

私があーだこーだといろいろ言葉にして訴えるよりも、

収穫したまるざの玄米を食べてもらうことがなによりかもしれません。